【地震】北海道から光が消えた日【ラジオを聞こう】
お久しぶりです。
各メディアでも連日報道されていますように、9月6日午前3時8分頃、北海道の胆振地方中東部にて震度7を観測する大地震が発生しました。
正式には「北海道胆振東部地震」と名付けられたのですが、多くの媒体で「北海道地震」と呼ばれることが多いので今回はそう呼びます。
今回の災害では、地震発生後、北海道の全域が停電となりました。
僕は北海道在住ですが、震源地とは外れたところに住んでいるのでそこまで被害は被りませんでした。しかし停電被害(ここまで長いのは人生初めて)は受け、寂しい夜を過ごしました。
今回の「北海道地震」は、まさに文字通り道民全員が被災者となりました。
地震発生から3日が経過した今では北海道の99%の電力が復旧したとのことですが、今なお震災の被害に苦しんでいる方がたくさんいらっしゃることだと思います。
今回は、今回の震災による停電被害で、感じたことを書いていきます。
①〈道民の災害経験の希薄さ〉
僕らは、北海道は災害とは無縁の地だと教えられてきました。日本は災害大国であることは教科書の知識で知っていましたが、特に大きな地震災害にはこれまで道民は遭遇したことがなかったのです。
なので、他県民にとっては当然であるような「災害時にどうすればいいか?」でパニックに陥りやすいのです。
その際重要になるのが「情報」なのですが、ここで以下のものが障害となってきます。
②〈情報の錯綜〉
これはよく言われることですが、実際に自分が被災者になったことで改めて実感しました。
これは、正しい情報が自分のもとに届くのならいいのですが、誤った情報が拡散されて広がっていくことは多くの危険性を孕んでいます。
LINE、TwitterなどのSNSにおいて、「拡散希望!知り合いから聞きましたが・・・・・・」というヤツです。たしかに不慮の事態に備えることは大切ですが正しい情報ではない情報が広まることは良くないことでしょう。
断水関係なら水道局、停電関係であれば北電のサイトを本来であれば確認するべきです。(ただ、今回は電波が混雑し、なかなかホームページにアクセスすることが出来なかった現象があったので仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・・・・・・・)
③〈スマホ節約、ラジオで情報収集〉
今回の大規模停電は、スマートフォンはまさに文字通り「命綱」となりました。情報源として、そして連絡手段として、この停電期間、いかにスマートフォンの充電を保つかに尽力した道民は多いはずです。
しかし悲しいかな、極力充電を節約しなければいけないはずなのに、ついスマホを触ってしまうという方もいたはずです。
友人の安否が気になったり、外でどんなことが起こっているのか情報が欲しくてつい触ってしまうんですね。しかし、いざという時に使えなくなってしまうのは本末転倒です。
ここで、僕がこれがあるから助かったなー、と思ったのは、ズバリ
災害用ラジオ
です!
これが滅茶苦茶助かったんですよね。
停電中の夜は真っ暗なので、本も読めないし、その中で貴重な情報源として、本当に役立ちました。やはり、情報は財産です。非常時以外でも使えるものですから、是非用意しておきたいですね。
思ったことは以上の3点ですが、特に③はみなさんに伝えたいです。
今なお、多くの方が被害に苦しんでいます。北海道全体で、日本全体で復興に向けて立ち上がって行かなければ行けませんね。
ミカミ